池上会計事務所
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新規開業予定者の基礎知識と開業資金
医業は顧客(患者)の要望に応じてサービスを遂行するいわゆる「個別受注サービス業」に該当するのでその特徴と経営課題を知って経営することが重要です。
マスターサービス業  オーダーメイドサービス業
サービス業は無形のものであり見えないものであり、それゆえコミュニケーションを良くし患者の求めるニーズを把握し高度に充足し併せて経営の効率化を図る。
スタッフを待機させていても患者が来なければ無駄になり人でを省けばチャンスを逃すという需要供給のミスマッチとなる経営課題に対処する必要がある。
固定費の変動化
サービスのほとんどが人に依存することになるのでサービスが人によりばらつきがあるとクレームの原因となり患者を逃すということになり、サービスの標準化が必要でありスタッフ教育が重要となる。
医療の主役は患者であり患者が軒昂な生活をするための手助けをするのが医療であるという認識のもと予防からアフターケアまでトータルにバックアップしていくことが重要。
患者の期待を上回る技術とサービスが発展する開業医となる。
設備資金 医院、事務所、備品等の資金
運転資金 創業後3ヶ月間くらいは集金がありませんので、その間の材料薬品代金、人件費、家賃等を賄う資金が必要。
これらの資金は自己資金(資本金)で補うのが普通ですが、足りない場合は借入を起こします。
創業資金は自己資金ですべきですが、不足する場合はどう対処するか。
資金調達手段
調達先 内 容
親族交友関係 資金調親族等身内から融資を受ける場合も金銭消費貸借契約を交わしておく
民間金融機関 都市銀行、地方銀行つつつ、信用金庫、信用組合があり、信用保証協会の保証が条件になる場合が多く、その場合1年以上の事業継続が条件となりる。この中でも信用金庫・信用組合が借りやすい。
公的金融機関 政府系のものとして
国民生活金融公庫
新規開業経営改善貸付
女性、中高年起業家支援資金
新規開業経営改善貸付
個人投資家
(エンジェル)や
ベンチャーキャピタル
大阪商工会議所 新規開業者に対する融資制度がある
日本エンジェル協会
ニュービジネス協議会
日本ベンチャー企業支援協会
●ベンチャー支援国の創業資金について
 
融資基本条件

その銀行とある程度、期間取引があるか。 借金の心得 金利5%以上の借金はしない
担保となる不動産等を有しているか 借入金の上限は月商の2倍以内
有力な保証人がいるか 借入金の年利は年商の1%以内
事業計画を作成し将来像と返済計画がしっかりしているか
   
借金の心得 金利5%以上の借金はしない
借入金の上限は月商の2倍以内
借入金の年利は年商の1%以内
事務所、医院を決定するのには次の事を検討して決定をしてください。
1)自宅利用 資金が少なく済むが仕事とプライベートの区別が困難
2)賃 借 立地条件の希望に合うところが可能だが業種、造作の制約がある場合がある
3)購 入 業種、造作に制約を受けず、担保価値があるが、投資リスクが高く店舗の場合、周辺環境変化による撤退が困難
オンライン購入で時間を節約しよう!
インターネットで募集
早く募集したい場合
人材派遣会社の利用 専門知識が必要であるが仕事量、資金力がない場合
業務そのものを外注
(アウトソーシング)
会社に必要部署を残し、他を外部に委託

国民生活金融公庫の申し込み添付書類には次の事項を検討してください。とあります。
取り扱い品・サービス内容は?
開業の目的・動機?
この事業の経験は?
セールスポイントは?
 
●必要な資金
□医院・事務所(内装工事/保証金/その他)
□機械・備品・車両
□材料仕入・経費支払資金等の運転資金、その他
●調達方法
□国民生活金融公庫からの借入
□自己資金
□その他からの借入
 
医院開業シミュレーション

近畿 医療開業・経営計画支援センター
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